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  • 2020年11月16日
  • 2020年11月30日

てんかん重積状態

この記事は、てんかん重積状態(status epilepticus:SE)、けいれん重積について説明しています。 はじめに てんかん重積状態は、緊急な対応が必要な神経緊急症のひとつです。 てんかん重積は「てんかん」という用語が入っていますがてんかんのみならず様々な状態で引き起こされるけいれんや発作が […]

  • 2020年11月12日
  • 2021年1月12日

発達遅滞とは(発達の遅れについて)

発達の遅れについてここでは説明しています。 はじめに 発達遅滞(はったつちたい)とは、発達の遅れに対して慣例的に用いられている用語で精神発達遅滞や運動発達遅滞などと分類されます。 また、言葉のような特例の領域を指して言語発達遅滞ということもあります。 良く混同されやすい用語に発達障害があります。 発 […]

  • 2020年11月11日
  • 2020年12月1日

抗てんかん薬の薬物相互作用

ここでは抗てんかん薬の薬物相互作用について説明します。 はじめに 抗てんかん薬には、薬物相互作用があります。 なかでも薬物の代謝における作用を介して、併用しているお互いの薬物の血中濃度に影響を与えます。 最も有名なのがチトクロムP450(CYP)の誘導と阻害です。 代表的な薬剤はフェニトイン、フェノ […]

  • 2020年11月10日
  • 2021年1月12日

ぺランパネル(フィコンパ®)

ここでは、ぺランパネル(フィコンパ®)について説明しています。 はじめに いわゆる新規抗てんかん薬と呼ばれる比較的、日本では新しく承認された抗てんかん薬のなかにぺランパネル(フィコンパ®)という薬剤があります。 この薬剤の特徴について説明します。 作用機序 ぺランパネルの特徴のひとつに特有の作用機序 […]

  • 2020年11月4日
  • 2020年11月24日

発達とは何か

ここでは、小児科医・小児神経科医の視点からみた小児における発達とは何か、について記載しています。 はじめに 小児期は、心身ともに発育・発達し、人格・社会性が形成される時期です。 様々な環境や関わりとの相互作用により、発達していきます。 関わりは、新生児期・乳児期は主に大人(両親など)との関わりが主で […]

  • 2020年11月3日
  • 2020年12月1日

てんかん重積状態の治療

ここでは小児のてんかん重積状態の治療について説明しています。 ミダゾラム頬粘膜投与製剤 てんかん重積状態は早期な治療介入が必要な状態です。 てんかん重積状態が継続することにより、永続的な後遺症が残る可能性があるにも関わらず、一度けいれんが持続すると自然に消失する可能性が低くなります。 2020年9月 […]

  • 2020年11月2日
  • 2021年1月7日

ビガバトリン(サブリル®)

この記事ではビガバトリン(サブリル®)について説明しています。 はじめに ビガバトリン(Vigabatrin:VGB)は点頭てんかんに対する治療薬として、日本では2016年に承認された抗てんかん薬です。 点頭てんかんに関しては別の記事をご参照下さい。 「点頭てんかん(ウエスト症候群)」 点頭てんかん […]

  • 2020年11月2日
  • 2020年11月24日

こどもと睡眠

この記事では、こどもと睡眠について記載しています。 日本のこどもの睡眠 睡眠は、こどもの脳の発達に大切であることは言うまでもありません。 しかし、どの時期にどれくらいの睡眠時間がベストなのかは明確なデータは無塚しいものの、日本のこどもは睡眠時間が諸外国に比べて少ないと言われています。 各国の乳幼児の […]

  • 2020年10月30日
  • 2020年10月30日

Rasmussen症候群

ここではRasmussen症候群について説明しています。 はじめに Rasmussen症候群は、重度なてんかん発作が続き、長期の経過で麻痺や知的障害を呈する症候群です。 症状・診断 まずは、症状の特徴を挙げます。 発作は、焦点発作が特徴的で、徐々に発作の頻度が増えて一側半球機能障害が顕在化してきます […]

  • 2020年10月29日
  • 2020年10月29日

非定型ローランドてんかん

ここでは非定型ローランドてんかんについて説明しています。 はじめに ローランドてんかんについてお知りになりたい場合は以下のリンクからご参照下さい。 「ローランドてんかん」 ローランドてんかんは、原則的に「予後の良い」自然終息性のてんかん症候群で、「後遺症」を残さずに経過します。 しかし、当初はローラ […]