この記事では、こどもと睡眠について記載しています。
日本のこどもの睡眠
睡眠は、こどもの脳の発達に大切であることは言うまでもありません。
しかし、どの時期にどれくらいの睡眠時間がベストなのかは明確なデータは無塚しいものの、日本のこどもは睡眠時間が諸外国に比べて少ないと言われています。
各国の乳幼児の睡眠時間を比べたデータをみると日本が一番左で、平均して約11.5時間です。
一番平均値が高いNew Zealandですと約13.5時間ですので、約2時間程度の差があります。
また、Bedtimeは19:27 (Newzealand) から22:17 (HongKong)までの幅があります。
当然、文化的な背景や、気候も異なっているため、睡眠時間は長ければ良いわけではありません。
しかし、例えば日中の眠気・週末になると睡眠時間がのびる(朝、起こさなければ起きない)などがあれば睡眠が少ない可能性があります。
また、昼寝の有無・時間はあまり各国で差がなかった、とのことでした。
両親とベッドをシェアするかどうかは、かなり文化的に異なっており、アジアではベッドをシェアする傾向にあり、西欧諸国では自分の部屋で寝てる傾向にありました(住居の環境の違いも大きいと思われます)。
また、睡眠潜時(寝るまでの時間)が30分以上かかるのが西欧諸国で9.5%、アジアで19.3%でした。
睡眠時間は、個人差が大きいですのでこれくらい寝ればよい、もしくは寝なければいけないということはないですが、これらのデータが睡眠の評価に役に立つ可能性があります。