ブログ

  • 2023年3月29日

HFOs

SEEG記録のFRとPETにおけるhypometabolismの程度が相関 Zhao B, et al. Interictal HFO and FDG-PET correlation predicts surgical outcome following SEEG. Epilepsia. 2023 […]

  • 2022年1月28日

特発性全般てんかん

ここでは特発性全般てんかんについて説明します。 特発性全般てんかん(Idiopathic generalized epilepsy)は、てんかんのなかで15-20%を占めるとされる比較的頻度の高いてんかん症候群のひとつです。 Jallon P, Latour P. Epidemiology of i […]

  • 2022年1月28日
  • 2022年2月1日

【頭部打撲】頭をぶつけた時の対応について・てんかんとの関連

ここでは小児における頭をぶつけたときの対応についてまとめています。 はじめに こどもは成長に伴い身体的な活動があがってくると行動範囲もひろがります。 その一方で、まだ身体的には安定しておらず、危険察知や運動の発達に未熟性もあるため頭をぶつけてしまうことも多いです。 まず、このような特性を理解しつつ予 […]

  • 2021年12月1日
  • 2022年1月28日

てんかんと英語

この記事ではてんかんと英語に関してまとめています。 てんかん Epilepsy 「てんかん」とは、てんかん発作を慢性的に繰り返す疾患のことを言い、英語ではEpilepsy(エピレプシー)に相当します。 それと間違いやすい用語に「てんかん発作」があります。 てんかん発作はあくまで症状のことをさし、英語 […]

  • 2021年11月30日
  • 2021年11月30日

PCDH19関連てんかん

ここでは、PCDH19関連てんかんの概念、診断、治療などについて説明しています。 PCDH19関連てんかんとは PCDH19関連てんかんとは、基本的に女性に発症するX連鎖性のてんかんのひとつです。 乳幼児期に発症することが多く、発熱を契機に発作が誘発されることが特徴のひとつです。 発作は群発といって […]

  • 2021年6月2日
  • 2021年6月2日

脳の成熟と可塑性

ここでは、とくにてんかんと関連した脳の成熟と可塑性に関する事項を記載しています(工事中)。 小児てんかんにおける言語領域の可塑性 慢性的なてんかん性の活動が小児てんかん患者の言語能力に与える悪影響が考えられます。 しかし、発症年齢、領域、発作頻度、抗てんかん薬影響など様々な要因が複雑に関与しているた […]

  • 2021年2月26日
  • 2021年2月26日

脳領域別の機能を考慮した発作徴候・焦点診断

てんかんの診療において発作の焦点の推測は重要と考えられます。 臨床的には発作時徴候など、様々な検査などを併用しててんかん焦点を推測していきます。 とくに薬剤抵抗性(難治性)の焦点性てんかんでは、焦点切除が治療選択肢として重要になってきます。 発作時徴候 前頭葉、側頭葉における発作時徴候に関しては以下 […]

  • 2021年1月28日
  • 2021年1月28日

脳の発達について

ここでは小児期の脳の発達についてまとめています。 はじめに 小児期における脳の発達には個人差がありますが、ある程度個々人の成長に幅がありつつも、皆に共通している法則・規則性があることが、これまでに分かっています。 小児期の脳は変化している状態が、あるべき状態だと言えます。 それは、新生児期には「飲む […]

  • 2021年1月11日
  • 2021年1月11日

運動の発達について

ここでは小児の運動発達について説明しています。 はじめに 発達全体にも言えることですが運動発達にも様々なバリエーションがあります。 その代表的なものにいざりっこ症候群(シャフリングベビー)などがあります。 マイルストーンとしての運動発達の指標を理解して、評価することが重要です。 乳児期の粗大運動・微 […]

  • 2021年1月8日
  • 2021年1月8日

脳腫瘍(視床下部過誤腫)

ここではてんかんを発症し得る疾患のなかで脳腫瘍、なかでも視床下部過誤腫について説明しています。 はじめに てんかんは大脳皮質の過剰興奮により発作を繰り返す疾患です。 脳腫瘍のなかで皮質に発生するタイプではてんかんの原因疾患となり得ます。 しかし、大脳皮質下に発生する脳腫瘍でもてんかんを発症する可能性 […]