- 2020年11月10日
- 2021年1月12日
ぺランパネル(フィコンパ®)
ここでは、ぺランパネル(フィコンパ®)について説明しています。 はじめに いわゆる新規抗てんかん薬と呼ばれる比較的、日本では新しく承認された抗てんかん薬のなかにぺランパネル(フィコンパ®)という薬剤があります。 この薬剤の特徴について説明します。 作用機序 ぺランパネルの特徴のひとつに特有の作用機序 […]
ここでは、ぺランパネル(フィコンパ®)について説明しています。 はじめに いわゆる新規抗てんかん薬と呼ばれる比較的、日本では新しく承認された抗てんかん薬のなかにぺランパネル(フィコンパ®)という薬剤があります。 この薬剤の特徴について説明します。 作用機序 ぺランパネルの特徴のひとつに特有の作用機序 […]
ここでは小児のてんかん重積状態の治療について説明しています。 ミダゾラム頬粘膜投与製剤 てんかん重積状態は早期な治療介入が必要な状態です。 てんかん重積状態が継続することにより、永続的な後遺症が残る可能性があるにも関わらず、一度けいれんが持続すると自然に消失する可能性が低くなります。 2020年9月 […]
この記事ではビガバトリン(サブリル®)について説明しています。 はじめに ビガバトリン(Vigabatrin:VGB)は点頭てんかんに対する治療薬として、日本では2016年に承認された抗てんかん薬です。 点頭てんかんに関しては別の記事をご参照下さい。 「点頭てんかん(ウエスト症候群)」 点頭てんかん […]
ここではRasmussen症候群について説明しています。 はじめに Rasmussen症候群は、重度なてんかん発作が続き、長期の経過で麻痺や知的障害を呈する症候群です。 症状・診断 まずは、症状の特徴を挙げます。 発作は、焦点発作が特徴的で、徐々に発作の頻度が増えて一側半球機能障害が顕在化してきます […]
ここでは、Gastaut型遅発性小児後頭葉てんかんについて説明しています。 概要 好発年齢は8~9歳です。 発作は、後頭葉てんかんの亜型であり、視覚症状から始まることが多いです。 視覚症状は、単純な要素性幻視が多いが盲となることもあります。 発作中に偏視や向反を伴うことがあります。 発作は主に覚醒時 […]
ここでは、Lennox-Gastaut症候群(レノックス-ガストー症候群)について説明したいと思います。 はじめに Lennox-Gastaut症候群は、小児期発症の年齢依存性てんかん性脳症のひとつです。 てんかん性脳症に関しては、別の記事をご参照下さい。また、乳児期からの点頭てんかんなどからLen […]
ここでは、てんかんと関連してAngelman症候群(アンジェルマン症候群)について説明します。 はじめに Angelman症候群とは、乳幼児期からの発達の遅れ、てんかん、ふらついた歩行(失調歩行)を認め、とくに容易に引き起こされる笑いや、顔貌(大きな口やとがって突き出た下あご)などが特徴的な生まれつ […]
この記事では先天性サイトメガロウイルス感染症について、とくにてんかんについて注目して解説しています。 はじめに 先天性サイトメガロウイルス(CMV)感染症は、赤ちゃんが母の胎内にいる時に感染症に罹患することで様々な症状を呈するTORCH症候群のひとつです。 その症状は全身にわたりますが、個人差が大き […]