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  • 2021年1月2日
  • 2021年1月2日

吃音(どもり)

ここでは吃音(どもり)について説明しています。 はじめに 吃音・きつおんとは呼吸や発声・構音を行う器官に器質的な異常がないにも関わらず、吃音の症状を呈することを言います。 話すときに自分の意図したタイミングで発話することが困難な状態を指します。 発話の障害されるタイプにより、初めの単語が繰り返される […]

  • 2021年1月1日
  • 2021年1月1日

トウレット症候群・チック

ここではトウレット症候群・チックについて説明しています。 はじめに 一般的にも認知されつつあるチックとい言葉ですが、正しく認知されているとは言い難い面があると思われます。 まず、チックとはどのような状態でしょうか。 チックは突発的、急速、反復性、非律動的な「運動」または「発声」であるといわれています […]

  • 2020年12月23日
  • 2020年12月29日

ダウン症候群(Down症候群)とてんかん

はじめに ここでは、てんかんを発症し得る疾患としてのダウン症候群について説明しています。 ダウン症候群は最も頻度の高い染色体異常(21番染色体トリソミー)です。 高齢出産に伴い発生率の増加を認めます。 特徴的な顔貌(眼瞼裂斜上・鼻根部平坦・内眼角疣贅)、筋緊張低下、先天性心疾患、消化器疾患(鎖肛・十 […]

  • 2020年12月10日
  • 2020年12月20日

知的能力障害(Intellectual disorders、知的発達症・知的発達障害)

はじめに ここでは知的能力障害(Intellectual disorders、知的発達症・知的発達障害)とはどのような状態、どのような障害なのか、ということについて説明しています。 これまでいわゆる「知的障害」と呼称されていましたが正式には知的能力障害という名称です。 DSM-5では、神経発達症のな […]

  • 2020年12月1日
  • 2020年12月1日

異常波と間違えやすい波形について

ここでは脳波読影の際に異常波と間違えやすい波形について説明しています。 眼球運動による波形 よくFpの電極に巨大な振幅の陽性波が混入します。 これは眼球運動によって混入した電位です。 網膜は陰性に荷電していますので、閉眼により眼球が上転すると陰性荷電の網膜が電極からみると離れていくため陽性電位となり […]

  • 2020年11月28日
  • 2020年11月28日

銀杏中毒

けいれんを呈し、てんかんと鑑別を要する状態に銀杏中毒があります。 はじめに 銀杏(ぎんなん)は、大量に食べるとけいれんすることがあります。 特に、小児では銀杏を大量に食べることによってけいれんしやすいという特徴があります。 古くから「銀杏は年の数以上食べてはいけない」という言い伝えがあるほどです。 […]

  • 2020年11月28日
  • 2020年11月28日

脳炎・脳症(自己免疫性脳炎含む)

ここでは、てんかんとの鑑別を要するけいれんをきたす疾患として脳炎・脳症について説明しています。 はじめに ”けいれん”はあくまで症状で診断名ではありません。 けいれんが起こった際には何が原因で起こったのかをアセスメントすることが必要です。 けいれんを呈する疾患は数多くありますが、今回はなかでも脳炎・ […]

  • 2020年11月26日
  • 2020年11月26日

神経細胞移動異常症(滑脳症・異所性灰白質・多小脳回など)

この記事ではてんかんに関連した病態として神経細胞移動異常症(滑脳症・異所性灰白質・多小脳回など)について説明しています。 はじめに てんかんは脳の生れつきの形成異常により発症することがあります。 大脳の形成異常症としては異所性灰白質・多小脳回・皮質異形成など様々なものがありますが、これらを総称して神 […]

  • 2020年11月25日
  • 2020年11月25日

Aicardi症候群(アイカルディ症候群)

ここではてんかんと関連した症候群のひとつであるAicardi症候群について説明しています。 はじめに Aicardi症候群は、生まれつき脳と眼のご病気を合併する稀な症候群です。 脳に関しては形成異常、脳梁欠損を認めることが特徴です。 脳梁(のうりょう)とは左右の大脳を連絡する線維の束です。 てんかん […]

  • 2020年11月17日
  • 2020年12月1日

発作時脳波

ここでは発作時脳波について説明しています。 発作時脳波について 脳波は通常、発作ではない時、つまり発作間欠期に記録されます。 これを発作間欠期脳波と呼びます。 発作間欠期には、てんかん性の異常放電がみつかることがあり、これのみでてんかんの診断をするわけではありませんが、てんかんの診療をする際に有用で […]